よくあるご質問
F.A.Q
取り扱い可能なデータの種類はなんですか?
2024年現在対応可能アプリ・バージョンは以下の通りです。
Adobe Illustrator、Photoshop、InDesign…
Ver. CS〜CC2023
※システムの関係上、最新バージョンではありません。
Adobe Acrobat Pro…Ver.2024(最新)
Microsoft Office Word、Excel、PowerPoint…
Ver. 〜Office 365(最新)
※Adobe系ソフトでの入稿の注意点
●Illustrator・Indesign…
・こちらで文字修正などを行う場合を除き、フォントは必ず全てアウトライン化してください。ロックしたり非表示にしたレイヤーやオブジェクトに取りこぼしがないか「フォントの検索…」で確認してください。特にVer.CC2025を使用の場合、文字組みシステムが変更しており、レイアウト崩れが起きます。
・アートボード(ページサイズ)は仕上がりと同じサイズに設定してください。やむを得ず仕上がりサイズより大きめのアートボードにした場合は、トンボ・版面がアートボードの天地左右センターに入っているか必ず確認ください。
・版下の外側(トンボの外側)に印刷に不要なオブジェクトや配置画像を置かないでください。
●Photoshop…
Illustrator・Indesignに配置画像として使用するデータは、
・CMYKまたはグレースケール(8bit/Ch) 解像度:350dpi
・モノクロ2階調 解像度:600〜1200dpi(線画として使用する場合)
・ファイル形式:EPS・TIFF・PSD(表示レイヤー統合・レイヤーマスク等適用済)
を推奨します。
JPG・PNGも使えますが、モノクロ2階調はJPG形式では保存できません。カラー画像の場合CMYKにするとPNG形式では保存できません。JPGの画質(圧縮率)は「最高」に設定して保存ください。
・白黒画像にもかかわらずカラーモードをRGBやCMYKにすると、墨版であるべきところ、かけあわせの色「リッチブラック」となります。意図的にリッチブラックにする場合を除き、特に文字やロゴ、二次元バーコードなどはグレースケールかモノクロ2階調への変換を推奨します。
・可能な限り配置するサイズに、画像のピクセルサイズをリサイズしてください。小さすぎる画像を拡大配置したり、大きすぎる画像を縮小配置してもかえって画質が悪くなります。また、ファイル容量が重くなり、送信や処理が遅くなります。
・細かい縞模様や方眼模様がある画像はモアレが発生する恐れがありますのでご注意ください。
※Office系ソフトでの入稿の注意点
●Office系ソフトで作成したデータを版下としてそのまま印刷する場合…
(※こちらで版下制作するための原稿としてデータをお預かりする場合を除きます)
文書作成に使った同じPC上で、Office系ソフトの標準機能によりPDF保存したデータでの入稿を推奨します。
・文書に写真などを貼り付けた場合は、詳細設定にて「ファイル内のイメージを圧縮しない」にチェックを入れ、「規定の解像度の設定」は220dpi以上か「高画質」を選択してドキュメントを保存してください。
・Ecxelの表組みで、セルの線種を「極細点線」にするとPDFに変換した際、不規則不明瞭な点線になったり、線がズレたり消えたりなどの不具合が生じます。「極細点線」は使用しないよう書類作成してください。
・OSやソフトのバージョン等が違う環境のPCで作ったPDFでは、レイアウトが崩れたり文字化け・文字溢れが起こるなど、意図せぬ不具合が生じます。保存したPDFファイルは必ず画面または印刷にてご確認の上入稿してください。
●弊社にてPDFなど印刷に適したデータに変換作業を行う場合…
こちらで変換作業を行う場合、上記の通り意図せぬ変更が発生することがあります。修正と校正・確認のお時間及び別途料金をいただくことがあります。ご了承ください。こちらで処理した校正用PDFや出力紙などを必ずご確認ください。
・フォントについて
使用できるフォントはWindows OSのシステムフォントのみです。弊社に無いフォントをご使用の場合は、こちらで似たフォントに置き換えることがあります。なお、太字・斜体文字などの設定はなるべく使用しないでください。プリンタで表示されるものと結果が異なる場合があります。
・色の変化について
Office系のソフトでは画像を含めた色がRGBで表現されます。しかし印刷するときには全てCMYKかグレースケールに変換しますので、画面上で確認している色と結果が異なります。特に青系の色は大きく変化しますので、ご了解の上ご入稿願います。
各種アプリにて作成したPDFでの入稿の注意点
(※こちらで版下制作するための原稿としてデータをお預かりする場合を除きます)
内容の修正はできません。修正が必要な場合は再入稿をお願いします。
カラーモードがRGBの場合や、RGB画像が配置されている場合、モノクロ印刷(単色印刷)をする場合などは一括で色変換処理を行うことがあります。校正用PDFや出力紙・色校正用プルーフなどでご確認をお願いすることがあります。
ファイル名に使用できない「禁止文字」とはどのような文字ですか?
●「!」「"」「#」「$」「%」「&」「'」「(」「)」「=」「^」「~」「¥」「|」「@」「[」「{」「;」「+」「:」「*」「]」「}」「,」「<」「.」「>」「/」「?」「÷」などの特殊記号
●半角カタカナ
●「Ⅰ」(ローマ数字)「①」(丸付数字)「㈱」などの機種依存文字
以上の文字はファイル名として使用禁止です。これらはデータ転送の際文字化けする可能性があり、リンク外れなどの原因となります。文字列区切り記号として「_」(半角アンダーバー)「-」(半角ハイフン)のみを推奨します。
4色印刷用のデータに特色が混ざっていると言われたのですが…
IllustratorのDICカラーガイドなどから選択したカラースウォッチは、「カラータイプ:特色」となっており、そのままの状態で入稿されますと、データ処理の際特色(CMYK+別の色)扱いとなり、意図しない出力結果となる場合があります。
これらのスウォッチは「カラータイプ:プロセスカラー(CMYKに分版した状態)」に変更してご使用ください。
化粧断ちと袋断ちの違いはなんですか?
・化粧断ち…
化粧断ちとは、大きめの用紙に印刷後、指定サイズ通りに断裁し仕上げることをいいます。仕上がりサイズいっぱいに絵柄が入る場合、化粧断ちの際に白が出ないようにする為断裁位置より3mm外側まで「塗り足し」が必要です。
また、文字や、断裁で切れてほしくない写真などの絵柄は、断裁位置より3mm以上内側に入れてください。
・袋断ち…
袋断ちとは、オフ輪印刷にてオフ輪B4サイズを生産する際、オフ輪B3の折り部分を断裁します。これを袋断ちといいます。
オフ輪印刷用のデータを作成する際は、仕上がりサイズと絵柄の入った領域のサイズに注意し、断裁位置から7.5mm以上の余白部分を含めた状態で版下サイズを設定・制作し、トンボをつけてください。
画像データの色変換をお願いできますか?
印刷に使用する画像データは全てカラーモードをCMYK・グレースケール・モノクロ2階調のいずれかに変換する必要があります。ファイル形式を変更する場合もあります。詳しくはご相談ください。